4月18日(水曜日)の朝日新聞に、都道府県「寝不足」ランキングが紹介されていました。2016年の社会生活基本調査によると、埼玉県の平均睡眠時間は全国で最も短い7時間31分で、ワースト第1位となっています。

その理由として、通勤・通学時間が長いことが挙げられていました。同じ2016年の社会生活基本調査によれば、通勤・通学時間が長い都道府県の第1位が神奈川県の1時間45分、第2位が千葉県の1時間42分、そして第3位が埼玉県で1時間36分となっています。
実際、埼玉県から東京都へ約93万人が通勤・通学しており、多くの方が満員電車に揺られ、長時間のストレスに耐えている現状があります。

この数字だけをみると、埼玉県民は通勤・通学に長い時間を割き、十分な睡眠時間がとれないことから、健康状態が良くないのではないかと思われるかもしれません。
しかし、今年3月19日のブログでも紹介したように、厚生労働省が発表した2016年の都道府県別の健康寿命では、埼玉県の男性は73.10歳で3年前の第21位から第2位に躍進しました。
順位が大きく上昇した理由ははっきりしていませんが、埼玉県では健康長寿埼玉プロジェクトを進めており、その成果が少しずつ現れてきているのかもしれないと、うれしい想像を働かせています。

それに加えて「埼玉県の男性が通勤時に駅まで急いで歩いたり、階段を上り下りしたり、満員電車に耐えて頑張ったりしていることによって、足腰が鍛えられ、健康寿命に良い影響を及ぼしているのではないか」という仮説を考えてみました。

私もコバトン健康マイレージに参加し、日頃から万歩計を携帯することで意識して足腰を使っています。皆さんも足腰を鍛え、健康寿命第1位を目指してがんばりませんか。