5月17日(木曜日)、寬仁親王妃信子殿下御臨席の下、第20回国際バラとガーデニングショウの開会式が行われました。
毎日新聞社、スポーツニッポン新聞社、西武鉄道が主催するこのイベントは、1999年の第1回から西武ドーム(現在は、ネーミングライツによりメットライフドーム)を会場に毎年開催され、今回で20回を数えます。開会式当日は、丸山 昌宏(まるやま まさひろ)毎日新聞社代表取締役社長をはじめ、後藤 高志(ごとう たかし)西武鉄道取締役会長、若林 久(わかばやし ひさし)西武鉄道代表取締役社長などが出席をされました。

グラウンドいっぱいにバラとガーデニングが大規模に施されており、20万人を超える来場者が見込まれ、正に国際的なショーとして位置づけられています。各種コンテストなども行われ、今年は県立熊谷農業高校プロジェクトチームの「森の中の私のお店」が最優秀賞を受賞しました。

私も会場内を周りましたが、色とりどりのバラが咲き誇っている姿はなかなか見物でガーデニングのすばらしさを堪能しました。また、いくつも並んだハンギングバスケットのバラも大変すてきなものでした。さらに、会場では様々なバラが販売をされ、来場者が買うこともできます。

ここで改めて、埼玉県の花や植木の紹介をしたいと思います。本県は、花きの産出額で全国第4位を誇っております。正に花と緑の一大産地と言っても過言ではありません。特に、深谷市が主産地のゆりと鴻巣市が主産地のパンジーは、出荷量が日本一です。さらに世界に誇る川口市の「安行の植木」などもあります。ブログでも紹介しましたが、伊奈町制施行記念公園のバラ、あるいはさいたま市旧与野地区の与野公園のバラもなかなかのものです。また、東秩父村にある彩の国ふれあい牧場の天空のポピーなどもそろそろ見頃を迎えます。さらに、越生町のあじさい街道、久喜市菖蒲のラベンダーなどこれから見頃のところもたくさんあります。

5月23日(水曜日)まで開催していますので、是非この国際バラとガーデニングショウに足を運んでいただき、県内のそれぞれの花の名所についても関心を持っていただければありがたいと思います。