4月16日(火曜日)に、さいたま市に本社のある「むさし証券株式会社」の創業100周年記念式典に出席しました。
平成22年に東京の日本橋から埼玉県に本社を移した証券会社で、国内に22の拠点(うち県内15拠点)を持ち、県内では最も大きな証券会社です。
日本は海外と比べて業歴の長い企業が多く、企業の長寿国であると言われています。日本の会社は株主の利益を追求するのは当然のことながら、社員やその家族をとても大事にしており、会社そのものが一つの共同体として考えられていることに要因があるのではないでしょうか。
そんな日本でも、帝国データバンクの調査によれば、創業100年以上の老舗企業は全国147万社のうち、わずか2.3パーセント、約33,000社に過ぎません。有名なところでは株式会社金剛組(こんごうぐみ)という建設会社が今日も残っていますが、これは飛鳥時代の西暦578年まで歴史を手繰(たぐ)ることができるそうです。
いずれにしても、むさし証券株式会社が日本橋から埼玉県に引っ越して来られ、加えて創業100周年を迎えられたことに敬意を表しております。
埼玉県に本社を移転した理由が正に「埼玉の可能性というものに賭けた。」というお話でございましたので、今日、埼玉県の勢いがますます増していることから、その判断は正解だったと確信したところです。