8月17日(金曜日)に埼玉県果実連合会の加藤 幸雄(かとう ゆきお)会長と関根 寿男(せきね としお)副会長が、今年の梨の生育状況について報告するため県庁にお越しになりました。今年は日差しが強く極めて暑かったため、糖度が上がって全般的に良い出来だということです。
「彩玉(さいぎょく)なし共進会」で最上位となる埼玉県知事賞に輝いた「彩玉」をわざわざ持って来ていただきました。さっそく一切れ頂戴しましたが、みずみずしくさっぱりとした上品な甘さがあり、大変おいしい梨に仕上がっていました。

埼玉県は梨の産地として、全国第7位の産出額を誇っています。白岡市、久喜市、蓮田市を中心とする県東部地域と、神川町、上里町の県北部地域で盛んに栽培されています。

彩玉は県農林総合研究センターが開発した埼玉県オリジナルの品種で、大玉で知られる「新高(にいたか)」と同等のサイズと、「幸水(こうすい)」や「豊水(ほうすい)」のようなジューシーさを合わせ持っています。大変評判が良く、埼玉県で作っている梨の中では比較的高価格で売れているものです。

彩玉に加え、幸水、豊水、新高などの梨がこれから続々と出荷されます。皆様には是非、埼玉県産の梨を御賞味いただければありがたいと思います。