2月28日(水曜日)、日本穀物検定協会が2017年産米の食味ランキングを発表し、埼玉県の県産米「彩のきずな」が初めて「特A」を獲得しました。県産米の「特A」獲得は1991年のコシヒカリ以来の26年ぶりです。

今回の食味ランキングは産地・品種ごとに区分した151銘柄について食味試験を実施し、味、粘り、香りなど6項目で評価しています。5段階評価で最高の「特A」は全国で43銘柄で、有名な魚沼産のコシヒカリが初めて特Aを逃しています。

「彩のきずな」は2003年に当時の県農林総合研究センター(現在の県農業技術研究センター)で交配してから9年かけて育成され、2014年に品種登録されました。病害虫や暑さに強く、粘りが強くもっちりとした食感が特徴です。

埼玉のお米は常々おいしいと思っていますが、やはり今回の「特A」獲得というのは特別です。その意味で埼玉県の「彩のきずな」が「特A」になったことは大変うれしい話です。

生産者や農業団体など関係の皆様の努力に心から感謝したいと思います。これからも「彩のきずな」をはじめとする埼玉産米の評価が更に高まっていくよう県としても協力していきたいと思っています。

※「彩のきずな」は一部のJA直売所などで販売しています。
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