7月7日(土曜日)は「川の日」です。
「川の日」に、全国各地で「水辺で乾杯」という取組が行われていることを御存じでしょうか。

「水辺で乾杯」は、7月7日の夕べに、個人やグループで思い思いに水辺に集まり、午後7時7分に一斉に乾杯して、その場の様々な雰囲気を楽しむ取組です。そして、水辺で乾杯した写真を専用のホームページに投稿し、全国に紹介するものです。

本県の川には2つの日本一があります。1つは県土に占める河川の面積割合が3.9パーセントであることです。河川面積は150平方キロメートル、山手線の内側の約2.4倍です。もう1つは川幅です。鴻巣市と吉見町の境を流れる荒川の幅は2,537メートルで、東京スカイツリーの4つ分の長さです。
正に「川の国埼玉」であり、平成20年度から「清流の復活」と「安らぎとにぎわいの空間創出」を2つの柱として、川の再生を進めてきました。
その結果、魅力的な埼玉の水辺が数多く整備され、多くの方々に親しまれています。

県では、川の再生がスタートして10年が経過したことから、今年の7月7日は、川の再生10周年キャンペーンとして埼玉県版の「川の国埼玉 水辺で乾杯」を大きく盛り上げたいと考えています。

今年はちょうど土曜日に当たっていますので、前日の7月6日(金曜日)に乾杯するフライングフライデーもOKです。

「水辺で乾杯」には、誰でもできる5つのルール「乾杯アクション5ヶ条」があります。埼玉県版の「5ヶ条」は、
(1)県の水辺再生箇所など、乾杯できる場所を事前に選んでおきましょう。
(2)同じ色の物を身につけるなどの粋な趣向がそれなりの一体感を作ります。
(3)乾杯写真をWEBに投稿して、川の国埼玉を全国に自慢しましょう。
(4)長居はせず滞在は30分程度として、ゴミを手にその場から退去しましょう。
(5)気分がのってきたら、場所を変えて近くのお店へGO!
の5つです。
※車を運転される方はもちろんアルコール厳禁です。
なお、天候が不安定な場合は川には近づかないなど、事故がないよう十分注意してください。

こうした「川の国埼玉 水辺で乾杯」の趣旨に賛同いただき、県内の企業、観光団体が主体となって様々なイベントや催しが行われれば、水辺がにぎわうだけでなく地域の活性化にもつながっていくものと思います。

まずは、七夕の一夜限りのこの取組を知っていただくことが肝心です。ツイッターやフェイスブック、インスタグラムなどSNSを通して「川の国埼玉 水辺で乾杯」を一緒にアピールしましょう。

川の国埼玉水辺で乾杯ホームページを見る