子供が何をするにも嫌がる2歳前後の時期のことを指す「イヤイヤ期」という言葉があるそうです。この年頃の子供の「イヤイヤ」に日々苦労しながら子育てに奮闘されているお父さん、お母さんもきっと多いことと思います。
大人が手を焼くこうした行動も、子供にとっては自我が芽生え、それを表現できるようになる大切な成長過程だそうです。2歳前後の子供は「自分で決めて自分でしたい」という時期なので、親の言葉の意味が分かっても「聞くわけにはいかない」というのが自然な姿だそうです。
そういえば、私にも3歳の孫がいますが、確かに半年前か一年前頃にそんな時期がありました。
この「イヤイヤ期」について、朝日新聞が「前向きに捉えられる新しい呼び方を考えませんか」という読者からの投稿をきっかけに、言い換え案を募集しました。その結果、読者から500件近い投稿があったとの記事が、5月12日(土曜日)の同紙に掲載されていました。
寄せられた言い換え案の第1位は「めばえ期」、第2位が「自分で期」、第3位が「やるやる期」と、幼い自我の芽生えを前向きにとらえようとする案が上位に並んでいました。
一方で、「言い換えは不要」との意見も17件寄せられたそうです。理由は、「名前を変えても親のつらさは変わらない」、「イヤイヤ期という呼び方の方が周囲と共有しやすい」、「この時期の子供は存分に『イヤ』と言っていい」などです。
私もどちらかと言えばこちらのほうに賛同します。