3月28日(水曜日)、県立滑川総合高等学校の書道部2年部長の杉内 南海(すぎうち みなみ)さんが県庁にお越しになりました。
髙栁 壽男(たかやなぎ としお)校長、書道部顧問の石原 裕子(いしわら ひろこ)教諭、書道部2年広報担当の菅 菜優(すが なゆ)さんのほか地元の小久保 憲一(こくぼ けんいち)県議会議員も一緒にお越しになりました。
1月30日(火曜日)から2月4日(日曜日)まで、大阪市立美術館において第26回国際高校生選抜書展が開催され、会場には世界から集まった約1万6,000点の作品の中から入選・入賞を果たした2,100点の作品が展示されました。
杉内さんは、「書の甲子園」と言われるこの書展に出場し、見事、日本一の文部科学大臣賞を受賞されました。
さらに、滑川総合高等学校は、杉内さんを含む出場者11名全員が入選・入賞を果たすという快挙も成し遂げました。すごいことです。この偉業はめったなことでは破られないだろうと思います。
石原教諭は、滑川総合高等学校に赴任する前は県立松山女子高等学校で書道部を指導されていました。この時も全国屈指の書道部を作り上げその成果を広く発信されていたのですが、新たに着任した滑川総合高等学校においてもまたまたすばらしい指導力を発揮されています。
袴(はかま)をはいた女子高校生による書道パフォーマンスはダイナミックでさわやかなイメージですが、本格的な書道はまた別の芸術的な趣で多くの方々を魅了します。
生徒たちの今後の作品が、更に大きな評価につながることを期待しています。