本日は、県立高校全139校で地域貢献活動に取り組んでいることを御紹介したいと思います。

まず、地域美化活動をしている高校が95校あります。
志木高校では、高校に隣接する新河岸川の土手に、地域住民と連携して花の苗を植栽する活動に350人の生徒が参加しています。
杉戸高校では、1回当たり約320人が参加して、年2回、学校周辺地域の清掃活動を実施しています。
八潮南高校では、昨年5月に八潮市が実施するゴミゼロ運動に約100人が参加し、学校周辺の清掃を実施したほか、運動部などの生徒が定期的に学校近くの清掃活動をしています。
こうした活動に95校で延べ16,853人の生徒が参加しています。

その他の地域貢献活動をしている高校は135校もあります。
浦和工業高校では、地元公民館の文化祭にボランティアで参加し、「椅子づくり教室」を開催するとともに、各種の催しを手伝っているそうです。
浦和第一女子高校では、吹奏楽部や琴部などが、地域のイベントや行事に協力して、その演奏を披露しています。
杉戸農業高校では、園芸科の3年生が小学5年生の児童に梨栽培を指導したり、造園科の1、2年生が門松を製作し、町役場、警察署、消防署、駅などに設置しています。
こうした活動に135校で延べ14,091人の生徒が参加しています。

各々の県立高校が、しっかりと地域に貢献しているということです。こうした小さな善意を重ねることで、生徒の皆さんの心の中に良い感性が育っていくのだと思います。
また、高校生の献血者数で、埼玉県が10年連続で日本一を続けていることも併せてお知らせしたいと思います。