平昌(ピョンチャン)冬季オリンピックショートトラックの日本代表選手に選ばれた渡邊 啓太(わたなべ けいた)選手が県庁にお越しになりました。川越市立野田中学校から聖望学園高校、大阪府にある阪南大学に進学され、現在阪南大学職員になっておられます。昨年、全日本ショートトラック選手権大会で総合優勝し、オリンピックの切符を獲得されました。
渡邊選手は高校生のとき、冬季国体において3年連続で優勝した大変すばらしい選手であります。昨年のアジア冬季競技大会では5000メートルリレーで第3位、1000メートルで第4位、また、ワールドカップブダペスト大会では5000メートルリレーで第3位の成績を収めておられます。
ショートトラックは1周111.12メートルのトラックを通常4人から6人の選手が同時に左回りに滑り、順位を争います。各組の上位2名が勝ち進んでいく競技で、タイムではなく着順で優劣を決めることから「氷上の競輪」とも呼ばれているそうです。
よりスピードがあるから勝つということではなく、正に駆け引きをしながらの心理戦にも対応する必要があるということですので、どうやら頭脳の勝負といえる競技のようです。
今回、渡邊 啓太選手や、指導者の大貫 了(おおぬき あきら)埼玉県スケート連盟強化委員、また田口 勝也(たぐち かつや)埼玉県スケート連盟会長からショートトラックの詳しい内容について初めてお話を伺いました。
平昌冬季オリンピックでは、是非、金メダルを獲っていただきたいと思います。