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7月13日(水曜日)、県議会議員の浅野目義英(あさのめ よしひで)さんの御紹介で駐日トーゴ共和国臨時代理大使のスティーブ・アクレソ・ボジョナさんがお越しになりました。トーゴ共和国はアフリカの西海岸、ベナンとガーナの間にある国で、人口約630万人、面積は日本の約7分の1、リン鉱石がよく採れるそうです。基本的にはコーヒーなどが主な産物の農業国です。

ボジョナさんは28歳の時、独立行政法人国際交流基金の研修生として8カ月間日本に滞在し、日本語を学ばれました。一旦帰国されましたが、トーゴが大使館を日本に開設することになり、その臨時代理大使として再び来日されました。それ以来、日本に約5年間駐在されています。日本文化に対する大きな憧れと日本に対する強い思いを持っておられます。

一緒に来られたさいたま市在住の津田悦子(つだ えつこ)さんを中心とした皆さんは3年前からトーゴに子供用教材などの支援を行っています。そのことがきっかけで、トーゴ国内の小学校とさいたま市立美園小学校とが姉妹校提携を交わしており、ビデオレターや絵画の交換などを行っているそうです。そうしたこともあり、今回、私を訪問してくださいました。ボジョナさんからは、御自身がお書きになった『我心が歌う日本 駐日トーゴ共和国臨時代理大使の日本滞在記』という本を頂きました。

早速読ませていただきましたが、ボジョナさんがいかに日本を勉強され、日本各地を回られたか。また、日本大使館を開設するに当たっての御苦労や大使としての外交活動、そして東日本大震災の経験、そうしたことについて触れられています。日本についての美しい詩がつづられており大変感動しました。その一部を御紹介したいと思います。

「日出る国で、私は見た」

天皇にまみえた
崇高な足取りで
敬意、尊敬
あぁ、崇められるべき君主よ

着物を見た
女性が着ているところを
あぁ、なんと美しい
男性を見た
始めはスカートだと思った
なんという優雅さだ

相撲を見た
エヴァラだと叫んだ
比較の対象
彼らの方がずっと大きかった

富士山を見た
ルフランのように、あちこちで詠われる
頂上は空を突き抜け
真っ白で、雪に覆われていた

桜を見た
花開くところを見た
人々が外に出て、魅入るところを見た

礼儀正しい国民を見た
好奇心が強く、心を開けている
誠実な男性たち
寛容な女性たち

勇敢な国民を見た
一人立ち上がる男のようだ
3月11日の翌日に
この威厳ある国民を見た
休まず働く
全てが復興するように

この誇り高き国民を見た
厳格で規律正しい
真の愛国者たちが咲き乱れる
あぁ、日出る国に感嘆

ボジョナさんは近々本国に帰られるそうですが、次に来られるときは臨時代理大使ではなく正式な大使でしょうし、将来は本国で外務大臣などにもなられるかもしれません。たった30分程度の出会いでしたが、とても心を感じる方でもありました。

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