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立ったまま作業ができる「スタンディングデスク」を学校に導入し、座り過ぎの子供の生活を改善しようという動きが、アメリカで広がりを見せ始めています。アメリカでは、子供の通学は保護者が車で送り迎えするかスクールバスの利用がほとんどで、加えて近年、インターネットの普及でインドア派が増え、1日に200メートルさえ歩かない子供もいるそうです。

そこでカリフォルニアにある小学校が目を付けたのが、IT企業などが積極的に利用しているスタンディングデスクでした。段階的に導入したところ、居眠りしたり授業中に動き回ったりするなどの問題行動がなくなる効果が得られ、子供や保護者の間で評判になっているそうです。

スタンディングデスクの効果を研究しているテキサスA&M大学人間工学センター所長のマーク・E・ベンデン氏は、8年前から小学生や高校生を対象に、普通の机と比較した健康状態などを調べてきました。顕著な違いは消費カロリーで、スタンディングデスクの利用者は普通の机の利用者より15%から25%多かったそうです。また、授業への集中度でも差が出たそうです。

アメリカでは、座りっぱなしの生活習慣を意味する「セデンタリー・ライフスタイル」が大人だけでなく子供にも広がっているそうです。セデンタリー・ライフスタイルは、肥満や糖尿病、血管障害につながる可能性が高いと指摘されています。オーストラリアで行われた45歳以上の約22万人を追跡した調査では、1日11時間以上座っている人が死亡する危険性は、4時間未満の人に比べて4割も高いとされているそうです。

スタンディングデスクの導入は、企業ではシリコンバレーなどで人気があり、フェイスブック、グーグル、アップル、インテルなどが利用しています。要するに最先端のIT関連企業ですね。「疲れたら座る」ということに留意は必要ですが、スタンディングデスクは、「脳の活性化」、「居眠りをしなくなる」、「コミュニケーションの活性化」に効果があると言われています。

私も知事に就任して間もない頃に、秩父市にあるキャノン電子株式会社でこのスタンディングデスクを見て以来、知事室では立って職員

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