11月20日(金曜日)の日経流通新聞に面白い記事がありました。立ったまま仕事をする、そんな「スタンディング」スタイルが広がっているという内容です。

記事によれば、昨年6月に本社を移転したIT大手の楽天株式会社は、全社員1万3千人分の「立って仕事ができる机」を導入したそうです。この机は、座った姿勢から立った姿勢まで気分や体調に合わせて自由に高さを調節できる昇降式デスクです。社員からは、立ったり座ったりできることで疲労を軽減させ、仕事への集中力を持続できるという声が寄せられているそうです。また眠くなる午後には立って仕事をする人が多いとのことです。

欧米ではグーグルをはじめとする大手企業などで既に導入されており、疲労軽減や業務効率の向上、コミュニケーションの増加、ダイエットなどにも効果があると言われています。

実は、私も昔からこれを実践しています。知事に就任して間もない頃、秩父市にあるキヤノン電子株式会社を訪問させていただいた際、社員が立って仕事をしている姿を見て即導入しました。その後は職員からの説明や決裁は原則立ったままで行っています。これにより、内部の事務処理に掛かる時間が半分で済むようになりました。それでも、時々、要領を得ない説明で5分を過ぎてしまうような職員がいましたので、5分間砂時計を使うようにしました。つまり、要領の悪い人には5分間砂時計をひっくり返して、「5分以内にもう一回説明してください」と言っていました。はじめの頃は、そういう事態に陥ったことで動揺してしまい、なおさら説明が要領を得なくなってしまう職員もいました。しかしながら最近ではみんな説明上手になり、ここ2年ほどは砂時計を使った記憶がありません。

 11月20日(金曜日)の日経流通新聞に面白い記事がありました。立ったまま仕事をする、そんな「スタンディング」スタイルが広がっているという内容です。

記事によれば、昨年6月に本社を移転したIT大手の楽天株式会社は、全社員1万3千人分の「立って仕事ができる机」を導入したそうです。この机は、座った姿勢から立った姿勢まで気分や体調に合わせて自由に高さを調節できる昇降式デスクです。社員からは、立ったり座ったりできることで疲労を軽減させ、仕事への集中力を持続できるという声が寄せられているそうです。また眠くなる午後には立って仕事をする人が多いとのことです。

欧米ではグーグルをはじめとする大手企業などで既に導入されており、疲労軽減や業務効率の向上、コミュニケーションの増加、ダイエットなどにも効果があると言われています。

実は、私も昔からこれを実践しています。知事に就任して間もない頃、秩父市にあるキヤノン電子株式会社を訪問させていただいた際、社員が立って仕事をしている姿を見て即導入しました。その後は職員からの説明や決裁は原則立ったままで行っています。これにより、内部の事務処理に掛かる時間が半分で済むようになりました。それでも、時々、要領を得ない説明で5分を過ぎてしまうような職員がいましたので、5分間砂時計を使うようにしました。つまり、要領の悪い人には5分間砂時計をひっくり返して、「5分以内にもう一回説明してください」と言っていました。はじめの頃は、そういう事態に陥ったことで動揺してしまい、なおさら説明が要領を得なくなってしまう職員もいました。しかしながら最近ではみんな説明上手になり、ここ2年ほどは砂時計を使った記憶がありません。