明後日25日(日曜日)から、ベトナム社会主義共和国の首都ハノイとインドネシア共和国の首都ジャカルタを訪問します。
ベトナムは、平成24年から4年連続での訪問となります。ベトナム政府とは、平成24年8月に「経済交流に関する覚書」を締結して以来、経済や人材の分野で交流を重ねてきました。今回の訪問では、グエン・タン・ズン首相、ブイ・クアン・ビン計画投資大臣、グエン・テ・タオ ハノイ市人民委員会委員長とお会いし、より活発な経済交流に向けて会談をする予定です。
また、産業人材の育成で高い評価を得ておられるハノイ工業大学を訪問し、意見交換をしてまいります。県内企業の多くが海外展開の課題として「現地での人材確保」を挙げていますので、その支援に向けた協力関係づくりを進めてまいります。
その後、インドネシアを今回初めて訪問します。インドネシアは、自動車販売台数で日本車の割合が96%に達するそうです。本県には、世界的な自動車メーカーであるホンダのマザー工場があるほか、多くの自動車関連企業が集積しており、インドネシアとは今後、重要なパートナーとしての協力関係を構築できるのではないかと考えています。
訪問では、タンバ・フタペア投資調整庁副長官、ラフマット・ゴーベル前商業大臣と会談する予定です。
また、りそな銀行の現地法人である「りそなプルダニア銀行」と業務協力協定書を締結するほか、本県に本社がある曙ブレーキ株式会社の現地法人である曙ブレーキ・アストラインドネシアの訪問、現地進出企業などとの意見交換の機会を設けまして、進出企業の課題について直接お伺いしてきます。
昨年の民間調査機関の調査では、埼玉県内企業の四分の一が海外でビジネスを展開しているとのことです。経済のグローバル化が進む中、企業がビジネスしやすい環境づくりを進めるためには、現地政府のバックアップや進出企業間の継続的な交流が必要不可欠であると私は考えています。両国の企業とお互いにウィン-ウィンとなる関係を構築していきたいと思います。
日程は10月25日(日曜日)から10月30日(金曜日)までの5泊6日となります。スケジュールがぎっしり詰まっているため、この期間のブログはお休みとさせていただきます。お許しください。