6月9日(日曜日)に嵐山町「千年の苑(その)ラベンダー園」のオープニングセレモニーに出席しました。
嵐山町では、耕作放棄地対策や地域経済の活性化のため、新たな観光農業の拠点として約5万株・植付け面積8ヘクタールという日本最大規模のラベンダー園を整備しています。
この地域は、平安末期に活躍した木曽 義仲(きそ よしなか)公や畠山 重忠(はたけやま しげただ)公など歴史に名を刻む武将ゆかりの地です。彼らが活躍した当時から約千年の時を経た今、悠久の時の流れとともに美しい花園を創ることに思いを込めて、「千年の苑ラベンダー園」と名付けられました。
ラベンダーは「ハーブの女王」とも言われ、その甘く清楚な香りはストレスを和らげ、精神を落ち着かせる効果があるそうです。また、中世ヨーロッパでペストが流行した時、ラベンダー畑で働いていた人は感染を免れたといわれるほど強い抗菌力もあります。
ラベンダーと言えば北海道の富良野が有名ですが、都心からわずか1時間の嵐山町で、一面に咲き誇る日本最大規模のラベンダー園を楽しむことができます。
また、県内屈指の景勝地である嵐山渓谷のバーベキュー場や、国蝶のオオムラサキが飛び交う「オオムラサキの森」など、自然を満喫し、家族で楽しめるスポットが数多くあります。こうした嵐山町の魅力を県としても更にPRしていきたいと思います。
このラベンダー園で7月7日(日曜日)までラベンダーまつりが開催されています。是非、嵐山町に足を運んでみてはいかがでしょうか。