6月7日(金曜日)、都道府県会館(東京都千代田区)でSKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019について記者会見を行いました。今年は7月13日(土曜日)から7月21日(日曜日)の9日間、川口市にあるSKIPシティで開催します。
当日は、川口市の奥ノ木 信夫(おくのき のぶお)市長やコンペティションの審査委員長を務める三池 崇史(みいけ たかし)監督と荻上 直子(おぎがみ なおこ)監督のほか、映画祭のオープニング上映作品『イソップの思うツボ』を共同製作した浅沼 直也(あさぬま なおや)監督、上田 慎一郎(うえだ しんいちろう)監督、中泉 裕矢(なかいずみ ゆうや)監督にも御挨拶をいただきました。
今年で16回目を迎えた映画祭は、新たな才能の発掘と育成を目的としています。出身者には『孤狼の血』の白石 和彌(しらいし かずや)監督や、『湯を沸かすほどの熱い愛』の中野 量太(なかの りょうた)監督など活躍中の方がたくさんおられ、コンペティションは正に「若手クリエイターの登竜門」となっています。
今年は、過去最高だった昨年に次いで多い92の国と地域から861作品の応募がありました。7月14日(日曜日)から20日(土曜日)の間に、一次審査を通った24作品を上映し、最終日には最優秀作品賞をはじめとする各賞を発表します。どんな「金の卵」が見つかるのか、私も楽しみです。
三池委員長は御自身がデビューした約30年前を振り返り「当時からこういう映画祭がもっとあってくれたらより面白い展開があったのかも。作り手にとって、映画祭は扉を開いてくれる場だと思う。」とその意義を熱く語っておられました。
また上田監督は「初めて大きな映画祭で上映してもらったのがSKIPシティ国際Dシネマ映画祭で、そのとき中泉さんと浅沼さんもノミネートされていた。7年間の月日を経て、共同で監督する日が来るとは思いませんでした。」と感慨深い様子で話されていました。
映画祭では、ジョージ・ルーカス監督やクリント・イーストウッド監督など日米4人の巨匠のデビュー作品も上映します。また、お子様連れで楽しめるママ・シアターやアニメ映画の無料野外上映など、様々な年代の方が楽しめる企画を用意していますので、きっと多くの方のツボにはまると思います。
SKIPシティ国際Dシネマ映画祭2019 公式ホームページ (外部サイト)