「翔んで埼玉」が相変わらず絶好調です。最新の興業収入は34億円に達したそうです。動員数は何と265万人を超えました。
ちなみに、昨年話題になった映画「カメラを止めるな!」の興行収入は30億円でした。この映画はSKIPシティ国際Dシネマ映画祭出身の上田 慎一郎(うえだ しんいちろう)監督の作品ですが、300万円で製作し、30億円の収入があったという極めて効率の良い映画でもありました。
「翔んで埼玉」は、既に7週で「カメラを止めるな!」を超えたわけです。
34億円の興行収入を平成30年のランキングに当てはめると、邦画では年間第6位に相当します。今年の日本映画の中でもトップクラスになるだろうと言われています。
シニア層から子供まで幅広い年齢層が映画館に詰めかけているようで、リピーターも多いそうです。中には、「翔んで埼玉」は埼玉で観ようということでわざわざ県外から県内の映画館に来られる方もいると聞いています。
私は封切直前にも「悪名は無名に勝る」と言いましたが、その通り、大評判となり埼玉が大いに注目される結果となりました。
配給元の東映も、「翔んで埼玉」の大ヒットで笑いが止まらないでしょう。気が早いのですが2匹目のドジョウ、いや、続編もあり得るのではと期待しているところです。