9月18日(火曜日)、オーストラリアのシドニーで今年の8月に開催された「ウィルチェアーラグビー世界選手権」で優勝された日本代表選手の皆様が、県庁にお越しになりました。
埼玉県に縁のある、岸 光太郎(きし こうたろう)選手、倉橋 香衣(くらはし かえ)選手、島川 慎一(しまかわ しんいち)選手、羽賀 理之(はが まさゆき)選手の4名です。

「ウィルチェアーラグビー」とは車いすラグビーのことで、バレーボールサイズのボールをパスやドリブルでトライラインまで運び、得点を競うスポーツです。コートは、だいたいバスケットボールと同じ広さだとご理解をいただければいいと思います。攻撃用と守備用の2種類の車いすがあって、ボールを持った選手の車いすの二輪がトライラインに到達すると得点となります。車いす同士でタックルもできるという非常にパワフルな競技ですが、男女の区分がなく混合で行われます。

実は、日本代表チームは一昨年のリオデジャネイロパラリンピックで銅メダルを獲得されております。今回は、準決勝で世界ランキング第2位のアメリカを破り、決勝で世界ランキング第1位のオーストラリアを62対61という僅差で破って優勝し、金メダルを獲られたということです。

世界ランキングで第4位(現在は第3位)の日本が第1位と第2位を破ったのですから、とにかくすばらしいことです。東京パラリンピックでも相当の期待ができると思っています。こうしてハンディを背負った方々がハンディを克服され、チームワークを通じて勝利の栄冠をつかむというのは最高だなと思います。本当に日本代表選手の皆さん達、おめでとうございます。