公益社団法人日本青年会議所がとてもすばらしいプログラムを展開しています。「JCI (日本青年会議所)JAPAN少年少女国連大使」というプログラムです。

全国の小学校5年生から高校3年生を対象に募集して選ばれた少年少女国連大使が、スイスのジュネーブにある国連事務局やフィリピン・マニラのスラム街「スモーキーマウンテン」で研修するという事業です。9月19日(水曜日)、このプログラムに参加された12歳の小学生お二人が県庁にお越しになりました。
お一人は蕨市在住の矢作 榎(やはぎ えいの)さん、もう一人は上尾市在住の松浦 唯夏(まつうら ゆいか)さんです。とだわらび青年会議所理事長の小山 大輔(こやま だいすけ)さん、同じ青年会議所メンバーであります県議会議員の細田 善則(ほそだ よしのり)さん、また埼玉中央青年会議所直前理事長の黒須 喜美雄(くろす きみお)さんなどの皆さんと共にいらっしゃいました。

お二人の報告はすばらしい内容でした。とりわけジュネーブで研修を受けた後、マニラのいわゆるスラム街などを視察して、その違いの大きさに驚き、貧しさや環境の悪い所などを実際に見て体験することで世界を知ることができたと言っておられました。

将来はこうした国連の目的や活動に関わるような、その目的を達成できるような仕事に就きたいとも話していました。12歳の少女がこのような体験をすることで、すばらしい大人になるんだろうなということを感じたところです。