8月30日(木曜日)、「知事のとことん訪問」で、越谷市にある梶原工業株式会社東京工場を訪問し、梶原 德二(かじわら とくじ)会長、梶原 秀浩(かじわら ひでひろ)社長をはじめ社員の皆さんから御案内と丁寧な説明をいただきました。

梶原工業は加熱攪拌機(かくはんき)など様々な食品加工機械を開発・製造されている会社です。もともと機械の修理事業からスタートしたそうですが、このことがユーザーの気持ちに立ち、ユーザーの求めるものを丁寧に作るという「ものづくり」の姿勢につながっているように思いました。

「機械で手づくりの味を出したい」というユーザー企業からの難しい要望に応えるため、様々な困難を克服し技術開発に努めてこられたということが随所にうかがえました。

特に、食品メーカーの工場に納める加熱攪拌機が、量産ではなくそれぞれのニーズに沿った形で製作されていることに驚きました。

技術力に裏打ちされたきめ細かな対応は、グローバルの時代において特筆すべき大きな武器になると思います。

我々が日頃口にしている冷凍食品やレトルト食品、お菓子などいろいろなものが、梶原工業が製作した加工機械によって作られていることも知りました。

加熱攪拌機のパイオニアメーカーとして、また、高い競争力を持った企業として、ますます発展されることを期待しています。