8月24日(金曜日)、「知事のとことん訪問」で、蕨市にある有限会社染太郎(そめたろう)を訪問し、影山 洋(かげやま ひろし)代表取締役をはじめ関係者の皆さまから話を伺いました。染太郎は、Jリーグやプロ野球の応援で使われる巨大応援幕(ビッグフラッグ)を考案し、約7割の国内シェアを占める会社です。

その制作現場を見学させていただき、染太郎、そして影山代表取締役が日本でオンリーワンのビッグフラッグ制作能力を持っているということがよく分かりました。

さらに、ビッグフラッグが日本国内の様々なスポーツイベントで使用されているだけではなく、影山代表取締役が地域との関わりを大切にしておられることも大変印象に残りました。

影山代表取締役が母校の蕨市立西小学校に、校章が描かれたビッグフラッグを寄贈されたこと、そして、そのビッグフラッグに卒業する子供たちの夢が毎年書き加えられていることは、大変大きく夢のある話だと思います。

また、蕨の伝統織物「双子織(ふたこおり)」を使用して、市内の100店舗以上の店頭に掲げられるのれんの制作に関わっていることなども伺いました。正に伝統とビッグなアイデアとが織りなすすばらしい取組であると思います。

これからも染太郎の夢を地域に送り、地域の夢をビッグフラッグに描いていただきたいと思います。