またまた、埼玉県に新しい名所が誕生しそうです。それは、株式会社KADOKAWAと所沢市の共同プロジェクト「COOL JAPAN FOREST構想」の中核施設「ところざわサクラタウン」です。現在、株式会社KADOKAWAと角川文化振興財団が、2020年の完成を目指してJR武蔵野線の東所沢駅付近に建設中です。
ところざわサクラタウンは、「角川ロックミュージアム(仮称)」と名付けられた図書館・美術館・博物館が融合した他に類を見ない文化複合施設、イベントなどに活用できるホールを備えたパビリオンや、収容人数1,000人を超えるテラス、フードコートに商店街、さらに、ホテル、書籍製造・物流工場、そして株式会社KADOKAWAの新オフィス「所沢キャンパス」などが約40,000平方メートルの敷地内に整備される計画です。
また、「ところざわサクラタウン」の完成に合わせて、海外でも人気の高い「妖怪」をテーマとした大規模イベントを展開しようとする企画もあります。妖怪研究の第一人者で作家・博物学者の荒俣 宏(あらまた ひろし)氏の企画・監修により、デジタルアートの技術を使って現実と仮想が混然と共存する空間を創造するそうです。すごいですね。
2020年には、株式会社KADOKAWAが中心となり様々な企画を展開するということで、すばらしいエンターテイメントの砦が誕生します。
株式会社KADOKAWAの角川 歴彦(かどかわ つぐひこ)取締役会長によれば、世界各国から多くの人々の来訪を期待しているということです。
所沢市を舞台に、最先端の文化・産業を産み出して世界に発信していくという意欲的な試みに今から期待が高まります。