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毎日厳しい暑さが続いています。
ラグビーワールドカップ2019™の会場となっている熊谷市が全国有数の暑い街であることは、多くの皆さんが御存じのことと思います。ついに7月23日(月曜日)には、日本史上最高の41.1度を観測しました。

ワールドカップの試合が行われるのは来年の9月24日(火曜日)、9月29日(日曜日)、10月9日(水曜日)の3日間で過去の平均気温は20度前後ですが、油断は禁物です。訪れる皆さんに快適に観戦していただくことを最大の課題と考え、暑さ対策を進めています。

今回、ラグビー場のある熊谷スポーツ文化公園のヒートアイランド対策を進めるに当たって、その効果を最大限までアップさせるためのシミュレーションをしました。
シミュレーションは、県環境科学国際センターと国立研究開発法人海洋研究開発機構がスーパーコンピューター「地球シミュレータ」を使用して行いました。機構が所有するこの「地球シミュレータ」は世界レベルのスーパーコンピューターで、温暖化予測実験などに利用されているそうです。
あらかじめコンピューターに熊谷の過去の典型的な猛暑日の気温、日射量、風向、風速などを設定した上で、熊谷スポーツ文化公園の地形、建物、土地利用状況、樹木の位置や種類などの情報を与え、対策の効果を予測します。気温のほか湿度、地表面温度、風向、風速、日光の放射量なども算出しました。
結果は、遮熱舗装した場合、アスファルト遊歩道の表面温度は53.5度から44.5度に、樹木の多いスポットの平均気温は34.4度から33.5度にまで低下するとされました。また、ケヤキ並木を整備すると観客の動線の約40パーセントが木陰となり、熱中症リスクが軽減されることもわかりました。

こうした結果を踏まえ、現在熊谷スポーツ文化公園ではケヤキやクスノキの植樹、遮熱舗装といった整備を行っているところです。この最新スーパーコンピューターを活用したヒートアイランド対策は、今年の8月末に完成します。

緑がぐんと増える熊谷スポーツ文化公園内の熊谷ラグビー場に、多くの皆さんが来てくださることを願っています。

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