嵐山町に日本一のラベンダー園ができそうです。
6月16日(土曜日)から7月1日(日曜日)の間、嵐山町鎌形で、10.5ヘクタールの農地を利用した観光ラベンダー園「千年の苑(その)」がプレオープンしています。現在、園内の約5.7ヘクタールに約3万5,000株のラベンダーが植えられており、関東最大級ということです。来年6月の本オープン時には8ヘクタール、約5万株にまで広げる予定で、町の担当者は「いずれ10.5ヘクタール全てに植え付けて日本一を目指したい」と話されているそうです。
嵐山町は大変渓谷の美しいところで、京都の嵐山(あらしやま)に風景が似ていることから、本県ゆかりの林学博士で造園家の本多静六博士が「武蔵嵐山」と名付けたと言われています。都幾川と槻川が合流するところであり、若い家族連れに人気の「嵐山渓谷バーベキュー場」もあります。「るるぶ」のバーベキュー&キャンプ場人気スポットランキングで、関東エリア第1位となるほど評価の高い場所です。
この嵐山町には、平安末期の武将である木曽 義仲(きそ よしなか)が生まれたといわれる場所や、鎌倉時代の武将である畠山 重忠(はたけやま しげただ)の居館跡とされる「菅谷館跡(すがややかたあと)」などがあって、歴史もいろいろと楽しめます。
本県の観光地と言えば、川越、秩父、長瀞、行田などが有名ですが、「それ以外にもまだまだあるぞ!」と声を大にして言いたいと思います。