3月8日(木曜日)、秩父市の誇る、手作りロケットを飛ばす行事である「秩父吉田の龍勢」が国の重要無形民俗文化財に指定されました。
同様の行事は、国内では静岡県や滋賀県など数か所しかないと言われています。世界を見渡しても例は少なく、タイのヤソトン市が同じような行事を行っており、手作りロケットの交流ということで秩父市と姉妹都市の関係になっています。
私も二回ほどこの龍勢祭りに参加しましたが、大変すばらしいものです。

龍勢は松をくり抜いた火薬筒に導火線を通し、全長20メートルもある真竹の矢柄(やがら)を取り付けた手作りロケットです。そして、火薬に点火して300メートルほど上空に飛ばします。10月の第二日曜日に秩父市の椋(むく)神社の例大祭に併せて開催されます。
なんと27もの流派があり、それぞれが秘伝に従って火薬の調合から製造、打ち上げまでを行います。

青空高く打ち上げられた龍勢が落下するときに、小さな落下傘や唐傘などが開いて出てくるのも、それぞれ趣向があって楽しいものです。また、各流派の皆さんが十数人でこの龍勢を担ぎ、掛け声を掛けながら打ち上げ所まで向かう姿もなかなか勇壮です。

是非、一度御覧いただきたいと思います。