今年2月に圏央道の茨城区間が開通したことで、熊谷市、鴻巣市、久喜市から成田空港まで直行する高速バスの運行が、10月19日(木曜日)から始まりました。熊谷駅南口、鴻巣駅東口、久喜市菖蒲バスターミナルを通って、成田空港の各ターミナルに行くルートです。

例えば、熊谷駅を7時40分に出るバスは、鴻巣駅に8時25分、久喜市菖蒲バスターミナルに9時00分、そして成田空港に10時45分に到着します。久喜市菖蒲バスターミナルからだとわずか1時間45分ということで、都内を通り抜けるより早く到着します。
鴻巣駅からでも2時間20分ということで、少なくとも大宮駅やさいたま新都心駅に行ってからバスに乗るよりも時間が早く便利です。これも、圏央道の効果によるものだと思います。

今後、こうした成田空港への新しいアクセスが展開されることによって、多くの外国人観光客の来訪が見込まれます。現在、圏央道と東北道が交差する久喜白岡ジャンクションより東側では、ほとんどの区間で片側一車線になっています。全ての区間で片側二車線になれば、バスの運行時間も更に30分程度縮まることが考えられます。
ますます埼玉県の優位性がいろいろな形で出てきています。改めて、圏央道効果について再認識することができました。