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 来年から8月11日が「山の日」として国民の祝日になります。この「山の日」は山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝することを目的に創設されるものです。埼玉県には甲武信岳(こぶしだけ)[2,475m]をはじめ、雲取山(くもとりやま)[2,017m]、両神山(りょうかみさん)[1,723m]と日本百名山に選ばれた山が三つもあります。都心から近いこともあり、本県の山々は人気の登山スポットです。

 最近、中高年や「山ガール」などの登山愛好者が増えるのに伴い、山の事故も増えています。警察庁が6月に発表した昨年1年間の全国の山岳遭難件数は2,293件と過去最多を記録しました。このうち、昨年の埼玉県の山岳遭難発生件数は69件、遭難者総数は88人でした。高齢者が砂利で足を滑らせて転倒したり、単独登山者が道に迷うケースが多いようです。

 登山の際は、登山靴はもとより、天気の急変に備えた装備や服装が必要です。そして何よりも「登山計画書」が遭難者を発見する唯一の手掛かりですので、必ず提出するようお願いします。「秩父の山に行ってくる」というような漠然とした話ではいけません。秩父のどの山に登ったかが分かりません。したがって、転ばぬ先の「登山計画書」ということが重要なのです。

 本県の場合、「登山計画書」は最寄りの駅に設置された登山ポストや近くの交番・駐在所ばかりでなく、インターネットでの提出も可能です。また、「登山計画書」は警察だけではなく、家族や職場、地元の山岳会にも届け出るようにしてください。

 その他、夏の登山でも気を付けなければならないことは多くあります。例えばゲリラ豪雨、落雷など、予期せぬ天候の急変があります。埼玉県警の山岳救助隊が出している夏山登山の注意事項を是非とも読んでいただき、安全に登山を楽しんでいただきたいと思います。

埼玉県警察HP:「山岳情報・水難防止情報」

埼玉県警察HP:「山岳救助隊ニュース(平成27年夏号)」

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