7月21日(木曜日)、「知事のとことん訪問」で鶴ヶ島市のふるさと納税に大きく貢献された株式会社関水金属(せきすいきんぞく)を訪問いたしました。
関水金属は鉄道模型の車両やその関連商品の製造・販売を手掛けています。国内最大のシェアを持つ鉄道模型のパイオニアで、「KATO」(カトー)というブランド名で世界的に認知されている会社です。鶴ヶ島市にふるさと納税した人のうち、関水金属の返礼品を希望する割合は納税額の55パーセントにもなるそうです。ふるさと納税額が埼玉県内で1位の鶴ヶ島市は、この関水金属の鉄道模型などを返礼品として贈ることで正に爆発的な人気を呼んでいるとのことです。
この爆発的な人気を呼んだ模型工場を視察しました。模型は大変精巧なもので、企画・開発から生産・組立まで全て自社内の完全一貫システムにより製造しておられるのが最大の特色です。車両の一部には金属を使っていますが、基本的にはプラスチックの成型で、その上に印刷を施して実物とほぼ同じように作られています。もしミニチュアの鉄道博物館があるとすれば、この会社だけでもそうした博物館が作れるのではなかろうかと感じたぐらいです。この関水金属のすごさをまざまざと感じたところでした。