12月18日(金曜日)に埼玉西武ライオンズの秋山翔吾(あきやま しょうご)選手が、彩の国スポーツ功労賞の贈呈式に出席するため県庁にお越しになりました。御案内のとおり今シーズンのプロ野球において、秋山選手は216安打を記録し、シーズン最多安打記録を更新しました。ちなみに、これまでは今シーズンで阪神タイガースを退団したマートン選手が2010年に記録した214安打が最多安打記録でありました。また、日本選手の最多安打記録は当時オリックスのイチロー選手が1994年に記録した210安打でしたから、今年の秋山選手の記録がいかに凄い記録かということをお分かりいただけるかと思います。
今年の秋山選手の活躍は間違いなく多くの県民に夢と希望を与え、活力のある社会づくりに貢献したと言えます。そこで彩の国スポーツ功労賞を贈呈することを決めたわけであります。
秋山選手はもともと神奈川県出身ですけれども、2011年にドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団されて、プロ5年目となる今シーズンは打順も1番・センターに定着し、全試合フルイニング出場を果たされました。7月12日にはプロ野球史上歴代3位となる31試合連続安打も記録されました。
シーズン打率も3割5分9厘と、普通であれば首位打者を獲得してもおかしくない成績でしたが、福岡ソフトバンクホークスの柳田悠岐(やなぎた ゆうき)選手が3割6分3厘ということで、残念ながら首位打者には僅かに及びませんでした。しかし、今シーズンは最多安打の他にも、ゴールデングラブ賞にベストナイン、コミッショナー特別表彰特別賞、月間MVPも3・4月、6月と2回も受賞されており、正にシーズンを通じての大活躍でした。来年も更に活躍していただいて、2008年以来遠のいている埼玉西武ライオンズのチャンピンオンフラッグ奪回を是非実現していただきたいと思っています。