「J:COM presents 2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」が、10月24日(土曜日)にさいたま新都心周辺の特設コースで開催されます。「ツール・ド・フランス」というのは、オリンピック、サッカーワールドカップと並ぶ三大スポーツの祭典と言われています。毎年7月にフランス国内を中心に23日間かけて、距離にして約3,300km、高低差2,000m以上を走り抜く、世界最高峰の自転車ロードレースです。そのツール・ド・フランスの冠(かんむり)をつけた形で、「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」として、今回で3回目の開催となります。
この「ツール・ド・フランス」の冠をつけた大会は、フランス以外では日本、しかもこの埼玉県さいたま市で行われる大会が唯一であります。その年のフランスの本大会で活躍したスーパースターが自転車競技の魅力や迫力というものを身近に披露してくれます。さいたま市が主催ですが、埼玉県も応援しています。9月24日(木曜日)には、その「ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」の記者会見が行われました。
今年のレースの目玉は、チームスカイを率いるクリス・フルーム選手です。この方は2013年と2015年のツール・ド・フランス本大会のチャンピオンであるわけですから、正に実力世界一の選手がさいたま市で自転車競技の妙技を見せてくれます。そして日本の選手も新城幸也(あらしろ ゆきや)選手や別府史之(べっぷ ふみゆき)選手などの実力者が名を連ねています。
個人タイムトライアルレースには女子や、障害者の自転車競技であるパラサイクリングの選手も出場するなど、盛りだくさんな大会になっています。女子選手では、先日の記者会見にも参加いただいた、地元の県立浦和工業高校の細谷夢菜(ほそや ゆめな)選手も出場されます。
また、今回の大会では、世界最高のレースを間近で観戦する観覧スペースをより広く確保するために、前回大会からスタート・フィニッシュ地点を移動させています。
世界最高峰のレーサーたちがさいたまスーパーアリーナ周辺を疾走する「J:COM presents 2015ツール・ド・フランスさいたまクリテリウム」は見逃せないものだと思います。