インフルエンザの流行に引き続き注意が必要です。
埼玉県では、1月16日(水曜日)にインフルエンザの流行警報を発令して注意喚起を行ってきましたが、2019年第4週(平成31年1月21日から1月27日)には1医療機関(定点)当たりのインフルエンザ患者の受診報告数が84.09人まで増えました。これは、平成11年の調査開始以来、最も多い数です。
直近の第6週(2月4日から2月10日)の報告数は38.56人まで低下しましたが、まだ流行が続いていますので油断せずに注意しましょう。

インフルエンザの予防で特に注意すべきポイントは1.咳エチケット、2.手洗いの励行、3.適度な湿度の保持、4.十分な休養とバランスのとれた栄養摂取などとされています。流行は、例年2月いっぱいまで続く傾向がありますので、まだまだ気は抜けません。県民の皆さんにもこれらのポイントを実践していただき、引き続き注意をお願いしたいと思います。

【インフルエンザに感染したら】
1.早めに医療機関を受診しましょう。早めの対処が早い回復につながります。
2.安静にして休養をとりましょう。特に、睡眠を十分にとることが大切です。
3.水分を十分に補給しましょう。
4.咳やくしゃみの症状がある時は、周りの人にうつさないようにマスクを着けましょう。
5.人混みや繁華街への外出を控え、無理をして学校や職場に行かないようにしましょう。