平成30年度「女性が輝く先進企業表彰」の「内閣総理大臣表彰」を株式会社埼玉りそな銀行が受賞され、昨日、首相官邸で表彰式が行われました。

この賞は平成26年度に内閣府が創設しました。女性が活躍できる職場環境の整備を進め、役員・管理職への女性登用やそれらについての情報開示に極めて顕著な実績があった企業を表彰するものです。
毎年、内閣総理大臣表彰が2件程度、内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰が5件程度の合計7件ほどが表彰されています。今回の埼玉りそな銀行の受賞は、埼玉県内企業として初の栄誉となります。

埼玉りそな銀行は早くから女性が働きやすい職場環境整備を進め、埼玉県の「多様な働き方実践企業」のプラチナ認定を取得しておられます。女性チームによる経営陣への施策提言や、女性人材育成のための研修の充実、企業内保育所の設置などに取り組まれ、現在では女性の管理職比率が32.4パーセントに上っています。正に女性が輝いている企業として高く評価されているところです。

私は、性別はもちろんのこと国籍、年齢などに関わりなく、一人一人が個性を発揮できる社会こそ本当に輝く社会だと思います。そうした意味で、全国の企業の中から埼玉りそな銀行が内閣総理大臣表彰を受けられたこと、しかも女性が輝く先進企業として、女性がその力を発揮しながら長く働き続けられるような働き方を実践していることが評価され、大変うれしく思います。今後ともダイバーシティの推進役として率先して頑張っていただけるものと期待しています。