埼玉県こども動物自然公園(東松山市)に南米のチリ共和国から新しい仲間がやってきました。シカの種類では最も小さいと言われている「プーズー」という動物です。とてもかわいらしく、顔だけ見ると犬みたいにも見えますが、よく見ると確かに小さな角がありますのでシカと分かります。とても愛らしい動物です。12月4日(日曜日)にチリ共和国の駐日大使をお招きして記念式典を開催し、その後、正式にお披露目ということになります。

チリ共和国には、こども動物自然公園に「ペンギンヒルズ」というフンボルトペンギンの生態園を作った際に技術協力をいただき、そのおかげで「ペンギンヒルズ」は今や同園で最も人気のあるコーナーとなっています。その御縁もあって、今度はチリ共和国サンチアゴ・メトロポリタン公園から「プーズー」を寄贈いただきました。

今、子供の数が減っているということもあり、全国各地の動物園は苦戦しています。しかし、こども動物自然公園は全国の中でも珍しく右肩上がりで来園者が増えている動物園です。ここ5年間の来園者の伸び率は、全国の有料動物園の中では5本の指に入ります。手が届きそうなところに動物がいるという、身近な感じが子供たちにとって大変人気のようです。

小さなお子さんや御家族の皆さん、是非ともこども動物自然公園にお出でください。

埼玉県こども動物自然公園ホームページ