埼玉県と上尾市、伊奈町、オーストラリアの柔道団体「柔道オーストラリア」の4者は、2020年東京オリンピックに出場するオーストラリア柔道チームの事前トレーニングキャンプ地としての覚書を締結しました。
11月20日(火曜日)、「柔道オーストラリア」のアレックス・バレンティンCEOとケイト・コーカリー会長が知事公館にお越しになり、覚書締結式を行いました。
オーストラリアは、1964年の東京オリンピックでメダルを獲得している強豪チームです。
県内で事前キャンプを実施するのは、これで7か国になりました。
埼玉県はオーストラリアのクイーンズランド州と34年にわたって姉妹友好州としての交流を続けており、縁の深い間柄です。そのオーストラリアの柔道選手が上尾市にある県立武道館で練習し、伊奈町にある県民活動総合センターに宿泊することになりました。事前キャンプで県の施設が利用されるのは初めてです。
ケイト・コーカリー会長は「柔道の価値は勇気と尊敬と友情。今回をきっかけに友情を深めたい。」と御挨拶されました。
キャンプの実施時期や条件などについては今後協議を行って、来年に詳細を決める予定です。オーストラリアの柔道選手や関係者の皆さんが上尾市や伊奈町を訪れ、様々なスポーツ交流や県民の皆さんとの交流により、更に東京2020オリンピックが盛り上がることを期待いたします。