転職情報サイトなどを運営するエン・ジャパン株式会社が選定した「都心から地方へ!?移住したくなる元気な町3選!」の一つに、全国の740余りの町から埼玉県の滑川町が選ばれています。同社が、経済産業省と内閣官房が提供する「地域経済分析システム(RESAS:リーサス)」を活用して元気な町を選定したもので、同社の運営する「en ミドルの転職」サイト内の「ミドルの転職NEWS」(平成28年9月15日)に掲載しています。

滑川町は、平成22年から平成27年までの5年間の人口増加率が県内の町村で最も高く、県平均が1.00パーセントのところ5.13パーセントとなっています。都内まで電車で座って1時間程度で通勤でき、子育て支援などが充実していることでも知られています。18歳までの医療費の助成や、小・中学生の給食費無料などの支援が評価されて、正に「通って良し、田舎暮らしも良し」の町として紹介されています。

残る二つの町は、静岡県の長泉(ながいずみ)町と石川県の川北(かわきた)町です。長泉町は三島駅に近く新幹線通勤が可能ということで、静岡県全体の人口増加率がマイナス1.72パーセントのところ3.85パーセントの増加となっています。

川北町も石川県全体の人口増加率がマイナス1.35パーセントのところ3.25パーセントの増加と大きく上回っています。積極的な企業誘致と充実した子育て支援策で人口が増えているそうです。

いずれも、田舎暮らしをのんびりと楽しめて、更に通勤などに便利で働きやすい場所であることが評価されているようです。
こうした「移住したくなる元気な町3選!」の三つの町の取組を参考にしながら、各自治体が更に魅力を高める努力をしていくことが大切だと感じています。

なお、明日23日(火曜日)から27日(土曜日)まで、インドネシアとベトナムを訪問します。
県内企業の海外ビジネス展開や人材確保を支援するため、両国政府の要人などと会談し協力関係を強化してまいります。
スケジュールがぎっしり詰まっているため、この期間のブログはお休みとさせていただきます。