10月20日(土曜日)、ラグビーワールドカップ2019™日本大会の試合会場の1つである県営熊谷ラグビー場の、こけら落としイベントを開催しました。
イベントでは、記念試合としてパナソニック ワイルドナイツとキヤノンイーグルスによるジャパンラグビートップリーグ公式戦が行われるなど、大変豪華なものとなりました。
試合前のセレモニーでは、国内外のラグビー会場を見ておられる森 喜朗(もり よしろう)東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長に、熊谷ラグビー場のすばらしさをベタ褒めしていただきました。また、御手洗 冨士夫(みたらい ふじお)ラグビーワールドカップ2019組織委員会会長、岡村 正(おかむら ただし)日本ラグビーフットボール協会会長、柴山 昌彦(しばやま まさひこ)文部科学大臣、櫻田 義孝(さくらだ よしたか)東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣にも御出席いただきました。
加えて、来年この会場で試合を行う国々からもお客様をお迎えしました。お越しになられたロシア連邦、アルゼンチン共和国、ウルグアイ東方共和国、ジョージア、サモア独立国の特命全権大使、アメリカ合衆国の担当書記官の皆様には、熊谷ラグビー場での試合の迫力や熱気を十分に感じていただけたものと思います。
会場には約1万4千人ものラグビーファンが駆け付け、熱心な応援をいただきました。
「器」は完成しました。そして、選手、監督並びに関係者の皆様などから「すばらしいものだ」と高く評価していただきました。
残る課題は「円滑な輸送」です。自家用車を最寄駅周辺に駐車してバスで会場に移動する「パーク&バスライド」など、駅から会場まで滞りなく観客を運ぶ仕掛けを上手く機能させることが重要です。
この日は本番を想定して、周辺の交通規制を行いながらシャトルバスを運行する「観客輸送テスト」や「パーク&バスライドのテスト」を行いました。このテスト結果を受け、本番に生かしていきたいと富岡 清(とみおか きよし)熊谷市長もおっしゃっていました。
まずは、来年の大会本番に向けて行われた今回のこけら落としが大きな盛り上がりであったことを、県民の皆様に御報告いたします。