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ラグビー専用のホイッスルを製造する国内唯一の企業がふじみ野市にあることが、5月8日(火曜日)の埼玉新聞に掲載されていました。
企業の名前は有限会社小柴製作所といい、昭和55年創業の金属加工を専門とする町工場です。楽器メーカーの下請けとしてサックスやフルートなどを製作しています。
この小柴製作所が30年以上にわたって培ってきた技術や知識を武器に、ラグビー専用のホイッスルを開発しました。目指しているのはアジア初開催となる来年のラグビーワールドカップ2019™での採用です。

ラグビーの指導資格を持つ従業員の提案をきっかけに、ホイッスルの試作を始めたのが3年前。ずっと下請けだった町工場による初めての自社製品となりました。ホイッスルも楽器も音を響かせるということにおいて同じようですが、開発までは試行錯誤の連続だったそうです。

ホイッスルにもいろいろと特徴があるそうです。ラグビーで使われるものは、激しくぶつかり合う選手を興奮させないために低い音であることが求められるといいます。
この低い音の実現に苦労する中で役に立ったのがこれまでに積み重ねてきた技術や知識です。楽器は金属を厚くしたり重くしたりすると低い音が出ることから、ホイッスルの側面に銅の重りを付けたところ、ちょうど良い音色が実現できたそうです。

こうして完成したメイドインジャパンのホイッスルは、昨年9月に販売となり、既に公式戦でも使用されているそうです。
現在、国産のラグビー専用ホイッスルは小柴製作所のホイッスルのみといいますから、埼玉県民としても胸を張りたくなります。

来年のラグビーワールドカップ2019™で、試合会場の熊谷ラグビー場に埼玉産ホイッスルの音が響き渡ることを望んでやみません。

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