12月21日(木曜日)、くまがや市商工会の青木 大(あおき たけし)会長をはじめ関係の皆様が、「21世紀商工会グランプリ」のグランプリを受賞されたことを報告するため、県庁にお越しになりました。

熊谷市には商工会議所がありますが、様々な経緯の中で妻沼地区などでは「くまがや市商工会」という形で商工会が存続しています。くまがや市商工会は商店街の空き店舗が増加する中で「ウエルカムSHOP事業」を展開しています。商工会が市と連携し、商店街の空き店舗と創業希望者とを丁寧にマッチングしてきた結果、新たに5店舗を開業させるというヒットになりました。
商店街の活性化に成功した事例として高く評価されたのは、単に店舗が開業したということだけではなく、経営革新計画作成支援などを通じて伴走型のフォローアップ体制を構築していることによるものです。
一般的にはイベント型の取組が評価されやすい傾向にありますが、今回はこうした極めて地道な活動が評価されたものだと考えます。

実は、埼玉県内の商工会は、商工会本会と商工会青年部がほぼ毎年のようにグランプリ若しくは準グランプリを獲得するという、非常に熱心な活動を展開している珍しい県であります。
くまがや市商工会がグランプリを受賞されたことによって、正に空き店舗で悩む各地の商店街や商工会に大きなヒントと励ましを与えるのではないかと思います。
改めて、くまがや市商工会の皆様、おめでとうございます。