9月16日(土曜日)に川越市で「ふれあい卓球交流会」を開催しました。主催は埼玉県と日本生命保険相互会社という珍しい組み合わせです。
県が育成しているパラリンピックの卓球強化選手と地元の小・中学校、特別支援学校で卓球を行っている児童・生徒などが交流を行うイベントです。

日本生命女子卓球部は強豪として有名であります。その有力メンバーの方に来ていただき、児童・生徒などに楽しく指導していただきました。
当日は埼玉県出身の日本生命 岡本 圀衞(おかもと くにえ)代表取締役会長にも御出席いただき、私と共に始球式を行いました。

実は、私はスポーツの中で卓球が一番苦手でした。高校時代はバレーボール部に所属し、大きなボールを自らの手でスパイクしたり、あるいはレシーブしておりましたから、どうも卓球のボールは小さくて困るという感じです。いわんや自分の手ではなくラケットを使わないといけませんので、気持ちが負けていました。「ラケットにボールがうまく当たるのか」と、そういう思いがあって卓球を一貫して避けてきました。どうしてもやらなければならないときにはやりますが、ノリが悪いこともあり、ヘマが多く、音痴ならず運痴(うんち)と思われても仕方ない姿であります。

今回も始球式で「当たらなかったらどうしよう」という心配もありましたが、なんとか当てることができました。ちゃんと相手コートにボールをうまく入れることができました。周りの方々は何とも思っていなかったかもしれませんが、私の心の中は冷や汗、そしてガッツポーズでした。

うれしいことに、日本生命女子卓球部の選手の皆様の爽やかな指導で、場内が明るく、活気に満ち、会場にいる皆さんが楽しんでいる様子がしっかり見えました。卓球の楽しさが少し分かった気がします。日本生命の社会貢献活動に感謝いたします。