彩の国さいたま芸術劇場の芸術監督である蜷川幸雄(にながわ ゆきお)さんが総合演出を務める「1万人のゴールド・シアター2016」の出演者募集が、いよいよ4月5日(火曜日)から始まります。「何だ?1万人のゴールド・シアターとは?」と思う方でも、蜷川芸術監督が創設された「さいたまゴールド・シアター」を御存じの方は多いと思います。2006年に創設された「さいたまゴールド・シアター」は、この10年の間にパリ、香港などの海外にも招待され、世界が注目する劇団になっています。劇団員の中にはテレビや映画に出演し、活躍の幅を広げておられる方も少なからずいらっしゃいます。
「1万人のゴールド・シアター」は、スポーツの祭典であると同時に文化の祭典でもある東京2020オリンピック・パラリンピックが本県でも開催されることを機に、ゴールド・シアターの“1万人版”をオリンピック・パラリンピックに合わせてやろうという企画です。1万人一人一人の正に1万通りの人生の重みが、蜷川芸術監督の演出によって、どのような形の群像劇として凝縮されていくのか、私には想像もつきません。しかし、蜷川芸術監督のことですから、また世界を驚かすことだけは間違いないと思われます。
徐々に参加者を拡大しながら最終的に1万人規模にしていくそうでありますが、まずは12月7日(水曜日)にさいたまスーパーアリーナで開催される「1万人のゴールド・シアター2016」に向けた募集が始まります。65歳以上の方を対象に、今年度の募集期間は4月5日(火曜日)から5月31日(火曜日)まで。インターネットは5月31日の19時まで。郵送は5月31日必着ということになっています。65歳以上の皆様、是非とも御参加ください。
〈問合せ先〉
埼玉県さいたま市中央区上峰3-15-1
公益財団法人埼玉県芸術文化振興財団(彩の国さいたま芸術劇場内)
「1万人のゴールド・シアター2016」係
公式ホームページ
TEL:048-858-5505(休館日を除く10:00~17:00)