先月、「2018年 国内旅行先 年間人気上昇都道府県ランキング」が発表されました。これは旅行予約サービスを提供する「楽天トラベル」が、1月1日から12月31日までの期間における楽天トラベル登録宿泊施設の予約人泊数(=予約人数×宿泊数)を都道府県ごとに集計し、前年からの上昇率をランキング付けしたものです。
私も実は驚いたのですが、なんと埼玉県がランキングの第3位になっています。
第1位は石垣島や宮古島など離島への直行便が増えた沖縄県で17.7パーセント増でした。第2位は東京ディズニーランド開園35周年イベントで盛り上がった千葉県の16.4パーセント増。そして本県はそれに続く15.6パーセント増の第3位であります。
県内をエリアごとに見ると、特に「熊谷・深谷・本庄」エリアが22.9パーセント増え、好調だったようです。今年は熊谷ラグビー場がラグビーワールドカップ2019™会場の一つになります。さらに、日本代表が南アフリカ代表と戦う壮行試合も9月6日(金曜日)に熊谷ラグビー場で行われることが決定しました。ますますこのエリアが注目されるのではないかと思います。
また、「秩父・長瀞」エリアも16.3パーセント増と人気を集めています。
本県は東京に近いこともあって日帰り客が多く、宿泊は弱いと言われてきました。しかし、ここにきて宿泊客が増えているのは大変うれしい限りです。
今後、こうした傾向が続くよう、うまく観光政策を引っ張っていかなければならないと思います。