1月15日(金曜日)に厚生労働省埼玉県人会が開催され、出席させていただきました。この県人会は、厚生労働省(旧厚生省・旧労働省を含む)に採用された埼玉県出身・在住の方や、埼玉労働局に勤務された方、埼玉県や県内市町村に派遣された経験のある方々の集まりで、OB・OGの方も会員になられています。東京に近い県なのに埼玉県人会があるというのも珍しいそうですし、省庁単位で埼玉県人会があるのも厚生労働省だけのようです。
会長の藤原禎一(ふじわら ていいち)さんは草加市の出身で、現在は年金積立金管理運用独立行政法人理事をなさっています。副会長は、内閣官房内閣人事局内閣審議官の定塚由美子(じょうづか ゆみこ)さん、そして、環境省総合環境政策局環境保健部長の北島智子(きたじま ともこ)さんです。副会長がお二人とも女性というのも、ウーマノミクスを展開している厚生労働省らしいと思われます。
顧問にはそうそうたる方がおられます。まず、行田市出身で熊谷高校を卒業され、内閣府事務次官、厚生労働事務次官、人事院総裁を歴任された江利川毅(えりかわ たけし)さんは、現在は埼玉県立大学理事長に就任していただいております。そして、熊谷市出身で熊谷高校を卒業され、厚生労働事務次官をなさった戸苅利和(とがり としかず)さんは、現在、法政大学大学院政策創造研究科客員教授をなさっています。そして、川越高校を卒業された佐々木典夫(ささき ふみお)さんは、社会保険庁長官を務められ、現在は、社会福祉法人友愛十字会の会長をなさっています。
厚生労働省の幹部職員を務められた方の中には、埼玉県出身やゆかりのある方が意外に多くいらっしゃるわけです。例えば鹿児島県人会のように、東京から離れた地域のメンバーが県人会を作って人的交流や情報交流を盛んに行うことは多いのですが、東京に近い埼玉県の県人会というのは珍しい存在だということを藤原会長もおっしゃっていました。
当日は、医師であり厚生労働大臣政務官をなさっている三ッ林裕巳(みつばやし ひろみ)衆議院議員、そして厚生労働省OGで、文部科学大臣政務官をなさっている豊田真由子(とよた まゆこ)衆議院議員も出席されて、更に盛り上がりました。
今後もこうした形の中で、埼玉県と厚生労働省との縁がしっかりと結ばれ、人脈・情報の相互交流が一層活発になることを期待しております。