先日のブログで、11月27日(金曜日)に国と大会組織委員会、関係自治体で構成される「2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた関係自治体等連絡協議会」が発足したことを御報告いたしました。
埼玉県では、オリンピックのバスケットボールとサッカーがさいたま市、ゴルフが川越市、射撃が朝霞市でそれぞれ開催され、パラリンピックの射撃が朝霞市で開催されます。また、前年の2019年にはラグビーワールドカップが開催され、開催都市の一つに熊谷市が選ばれています。
そこで、世界の2大スポーツイベントが2年連続で開催される本県として、両大会の準備を「オール埼玉」で一つの組織を作って進めようということになりました。
その設立総会が11月30日(月曜日)に開催され、不肖私がその会長になったわけであります。組織の正式名称は「2020オリンピック・パラリンピック/ラグビーワールドカップ2019埼玉県推進委員会」と言います。関係自治体や各競技団体、経済界、運輸、観光事業者など、関係する様々な団体のトップの皆さん約300名が集合し、両大会を成功させるために全力を挙げることを決意しました。
当日はロンドン五輪のレスリング女子フリースタイル48キロ級で金メダルを獲得された小原日登美(おばら ひとみ)選手、また、ふじみ野市出身で車いす女子アーチェリーの第一人者、平沢奈古(ひらさわ なこ)選手、また、正智深谷高校でラグビーをはじめ、今年のラグビーワールドカップでも日本代表として活躍されたホラニ龍コリニアシ選手にも御出席いただきました。そしてまた全国大会で優秀な成績を収めた県内の中学生、高校生の皆さんなどにも出席いただいて、正に現在から未来へつなぐというイメージで会場を盛り上げていただきました。
両大会は、それぞれ種目は違いますが、開催に向けた環境整備、海外を含む各地との交流や新たな人の流れの創出、そして地域おこしやスポーツ人口の増加など、埼玉県としていかに意義あるものにしていくのかが問われているところです。正にスポーツを通じてレガシー(遺産)を創出していくことを委員全員で改めて誓い合ったところです。