6月14日(日曜日)の日本経済新聞に面白い記事が掲載されていました。日本経済新聞社が部長級以上の女性を対象にしたスーツにかける費用に関する意識調査です。

アンケートは日経電子版などを利用する際に必要な「日経ID」に登録した女性会員のうち部長級以上の女性を対象に実施され、40歳から50歳代を中心に648人から回答を得たそうです。

それによると、普段買うスーツの価格は5万円以上が6割を占めています。最多の価格帯は5万円未満、40%ですが、5万から7万円未満も27%、そして7万から9万円未満の16%が続き、15万円以上も2%いたそうです。管理職になってからスーツを着る機会が増えた人は6割強に達し、半数近くの46%が10着以上持っているそうです。

「気に入ったスーツがある場合、いくらまで出していいか」という問いかけには、5万円から10万円未満が39%で最多、10万円から15万円未満が27%、15万円から20万円未満が15%と続き、25万円以上も7%に上ったそうです。
やはり女性は服装に対する関心が高いようです。今後、女性管理職の増加が見込まれる中で高めのスーツが売れるという傾向を捉えた新たなビジネスチャンスが広がっているようです。

男性の方はと言えば、大体39,800円の背広を5、6着で着まわしているという話をよく聞きます。それを考えれば、現在、県が進めている「埼玉版ウーマノミクスプロジェクト」は経済面でも効果があるのかなと改めて思いました。