平成29酒造年度全国新酒鑑評会で金賞を受賞された県内の醸造会社3社の皆様に感謝状をお渡しする機会をいただきました。
受賞したのは株式会社釜屋(加須市)の「力士」、横田酒造株式会社(行田市)の「日本橋」、北西酒造株式会社(上尾市)の「文楽」で、いずれも大変おいしいお酒です。
知事からの感謝状贈呈式は21回目となりました。今回は名誉ある金賞を受賞し、酒造業振興に貢献いただいたことに対する感謝状でしたが、これ以外にも鑑評会で入賞された会社が4つあり埼玉のお酒はなかなか好調です。平成29年度の清酒出荷量は、兵庫県、京都府、新潟県に次いで埼玉県は全国第4位になっています。第4位から第6位までの差はわずかで、激しいせめぎ合いをしている状況です。
実は、私が知事に就任した当時は全国第8位の位置にありました。私はなんでもランキングが好きで、特に順位を上げていくことが大好きです。名前が上田ですので「上だ!上だ!上だ!」といつも言っております。
全国の清酒出荷量は毎年2~3パーセントほど減っているのですが、本県は例外的に増えている状況です。ちなみに、清酒の消費量は東京都、大阪府、神奈川県に次いでこれまた第4位です。そういう意味では本県はお酒に強い県であるということになります。
県内には35もの蔵元がありますが、それぞれが工夫を重ねとても味わいのあるお酒を造っています。今年の3月にリニューアルオープンした川越市の「小江戸蔵里昭和蔵(こえどくらりしょうわぐら)」では、県内全ての蔵元の地酒が味わえます。川越を散策される際には是非、この小江戸蔵里昭和蔵にお立ち寄りいただいて、多彩な埼玉の地酒を楽しんでいただければと思っています。