やっぱり出ました。「忖度(そんたく)」です。
ヤフー株式会社は、11月27日(月曜日)、同社の検索サービスで昨年に比べて最も検索数が伸びた人物や商品などを表彰する「Yahoo!検索大賞2017」流行語部門賞に「忖度(そんたく)」を選んだと発表しました。
忖度とは、他人の心を推し量って配慮することを意味します。
学校法人「森友学園」や「加計学園」をめぐる一連の疑惑、いわゆる「モリカケ問題」で、官僚などが首相周辺に気を回していた可能性があることを示し、盛んに使用されました。普段あまり使われない言葉だけに、ヤフー株式会社では「単語の意味を調べる検索が増えた」とみているそうです。

忖度は『2017ユーキャン新語・流行語大賞(「現代用語の基礎知識」選)』でも年間大賞に選ばれています。正に今年を代表する言葉と言えるのではないかと思います。

また忖度は読むことはできても、いざ書けと言われたときになかなか書けない漢字の一つではないでしょうか。この手の漢字は他にもいろいろあります。例えば、「藁(わら)」などなかなか書けません。「葡萄(ぶどう)」も書けません。いっぱいありますね。

いずれにしても、今年大いに世間をにぎわせたのが「忖度」です。インターネット上でも大変注目されていた、という結果ですね。