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 農林水産省では、農山漁村の活性化に取り組む優良事例を選定する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」という事業を実施しています。町おこし、村おこしで頑張っているグループを全国から選定し、表彰するという内容です。
 10月6日(火曜日)のブログでも御紹介しましたが、この事業の第2回選定では、全国から27の優良事例が選定され、そのうち秩父市の「お菓子な郷(くに)推進協議会」の活動が関東ブロックで最上位の取組として選定されました。最終的には、惜しくも全国グランプリこそ逃しましたが、大変大きな評価をされました。

 「お菓子な郷推進協議会」は、秩父の山々に自生しているカエデに着目して、その多分野・多用途での活用を図っています。
 カエデの樹液を採取してシロップ化し、国内で初めて国産メープルシロップ(カエデ糖)を生産するほか、カエデ酵母菌を使用したパンを開発したり、カエデのラムネなど様々な商品も作っています。
 さらに、大手小売店やコンビニ、通信販売を活用した販売事業も展開しています。売上額は平成23年に2,500万円だったものが、平成26年には4,600万円に倍増するなど、地域の活性化のために大変なパワーを発揮されています。
 同協議会の会長は、株式会社和銅鉱泉旅館の代表取締役である町田啓介(まちだ けいすけ)さんが務めておられます。「地域経営の達人」として総務省の地域人材ネットにも登録されている方で、遺憾なくその手腕が発揮されているものと思います。
 こうした活動に加え、同協議会では、針葉樹林にカエデを植栽することで、針広混交林化(広葉樹と針葉樹がバランスよく混交した森林を目指す取組)や花粉の少ない森づくりも推進しています。
 こうした「お菓子な郷推進協議会」の活動が11月14日(土曜日)にBS-TBSの「霞が関からお知らせします」という政府広報番組の中で、全国の優良事例として紹介されました。

 もともとある地域特有の資源を活用し、そこに高い付加価値を付けて町おこしの展開に生かしていくという手法は、他の地域のお手本になるもので、私も大変うれしく思っております。

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