明けましておめでとうございます。県民の皆様、今年もどうぞよろしくお願いします。
ラグビーワールドカップ・イングランド大会における南アフリカと日本代表との激闘以来、日本国内のラグビー熱は収まるところを知らない盛り上がりを見せています。このたび、ラグビーの本場オーストラリアへの観戦ツアーまで実施されることになりました。日本代表チームのフルバックを務めた五郎丸歩(ごろうまる あゆむ)選手が、今年2月から埼玉県との姉妹州であるオーストラリア・クイーンズランド州の州都ブリスベンを本拠とする「クイーンズランド・レッズ」でプレーすることになりました。そこで、同州とのスポーツ交流及び県民・州民の草の根交流の推進を図るため、「クイーンズランド・レッズ」の試合を観戦するツアーが企画されたものです。
この観戦ツアーは本年の3月3日(木曜日)から7日(月曜日)、3泊5日(機内1泊)の日程です。観戦するのは「レッズ」(どこかで聞いたことのある名前ですが)と、オーストラリア西部の都市パースを本拠とする「フォース」というチームとの試合で、会場はブリスベンのサンコープスタジアムだそうです。旅行の企画・実施はJTB関東ですが、埼玉県としてもこのツアーを後援することにしました。他にも、公益財団法人埼玉県国際交流協会や埼玉県ラグビーフットボール協会、FM NACK5、さらにはラグビーワールドカップ2019の開催地になっている熊谷市と熊谷市国際交流協会が後援します。参加費用は19万8千円、定員は30名で、本日(1月4日)から販売が開始されるそうです。
しかし、すごいですね。トップリーグでも強豪チームの「ヤマハ発動機ジュビロ」の主力メンバーである五郎丸選手が、日本国内のラグビーリーグのオフシーズンの間に、世界の一流選手が集結する「スーパーラグビー」という国際リーグ戦を舞台に、更なるレベルアップを目指して試合を重ねるのです。こういったことが、今やラグビーの世界では常識になりつつあるということを私も初めて知りました。
埼玉県とも姉妹州になっているクイーンズランド州ブリスベンは、ゴールドコーストなどでも有名で、とても風光明媚(ふうこうめいび)なところです。世界最高峰リーグであるスーパーラグビーの迫力とクイーンズランドの魅力が体感できる絶好のチャンスで、私も参加したいくらいです。日本のラグビー熱の盛り上がりもここまで来ているという話だと思います。多くの方に知っていただきたいと思い、お知らせしました。