12日、参議院決算委員会で岸田首相に対して、上田清司は「日本の一人当たりのGDPは世界で32位、落ちるばかりだ。経済は弱くなっている」と現在の日本の状況を閣僚に厳しく問いかけました。
その上で、「政府が公表した少子化対策の素案は、2030年代初頭までに子ども関連予算の倍増を目指すと明記していることに言及。
「しかしながら、裏付けとなる財源を示していない」
「選挙前はおいしい話をする。終わったら増税や『ステルス増税』というパターンが多い」
などと強く迫りました。
岸田首相は「財源は徹底した歳出削減や社会保障関係費の調整などで賄い、実質的に国民の追加負担を生じさせない。この基本を守る」と言明しました。