東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の県内4つ目の事前キャンプ地が決まりました。
現在、ブータン(寄居町)、オランダ(さいたま市)、ブラジル(新座市)が決まっているところですが、今回新たにイタリアが所沢市、早稲田大学で事前キャンプを行うことが決定しました。
10月19日(木曜日)に駐日イタリア共和国大使館でイタリアオリンピック委員会との事前トレーニングキャンプ覚書締結式を行いました。

式には、わざわざ、カルロ・モルナーティイタリアオリンピック委員会副事務総長がイタリアから来られ、ジョルジョ・スタラーチェ駐日イタリア特命全権大使や森 喜朗(もり よしろう)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会会長をはじめ、大勢の皆様の御出席の下で盛会裏に締結式を行うことができました。早稲田大学の陸上競技場やプールなど様々な施設を活用して事前キャンプが行われる予定です。

御案内のとおり、日本ではイタリア人のマルコ・ポーロが日本を初めてヨーロッパに紹介したと学校で学びます。親しみ深いイタリアと日本の国交が昨年150周年を迎えたこともあり、埼玉県としてもキャンプ受け入れをきっかけにイタリアとの交流がもっと深まればすばらしいと思っております。
ちなみに、さいたま市民が日本で最もパスタを食べているという話もあります。なにやら、御縁があったのかなと思っています。